有名ブランド酒米用地復旧大作戦!
昨日、阿東徳佐鍛冶ヶ原集落の田んぼにて、
あとう農業ボランティア主催の、昨年の豪雨災害で
流れついたの瓦礫の撤去作業を行うボランティア活動を
行いました!!
今回は、あとう農業ボランティア初の試みとして、
新山口駅から貸し切りのバスをご用意し、
車を運転されない方でも気軽にボランティアに
参加していただけるというプラン。
この呼びかけのもと、山口市、宇部市、下松市から16名の方々が
ボランティア作業に参加してくださいました!!
まずは、現地へ行き、この辺りの田んぼで酒米を作られている
村田さんより、被害状況と作業の説明をしていただきます。
鍛冶ヶ原集落のほとんどの田んぼが被害を受けたそうです…。
村田さんの他にも地元の方も一緒に作業に参加してくださり、
心強い限りです!!
さて、それでは復旧大作戦開始!!
田んぼの中には、流木や木切れの他、服や網戸、空き缶など、
流れついた様々なものが土砂に埋まっています!!
これから作業をするにあたり、このようなものが田んぼに埋まっていると、
機械が壊れてしまったり、米作りの妨げになってしまうので、
この瓦礫等を拾って歩きます。
田んぼが広いので、田んぼのところどころに瓦礫を集め、
それを小型の運搬車に乗せ、トラックが入れるところまで運びます。
集めた瓦礫は、最後は重機でトラックに乗せます。
午前中は約2時間ほど作業をしましたが、思いがけぬ小春日和の
温かい陽気で、作業していると汗ばむほど!!
昼食は、一旦観光協会へ戻り、いただきます!!
この日は、阿東徳佐のレストラン“ランド”特製の
「復興支援弁当」をご用意!!
ボリュームがあり、作業でお腹ぺこぺこだった皆さんも大満足♪
そして、午前中に作業をした田んぼで採れた山田錦でできた
お味噌(村田さんよりご提供)を使って「しっちょる鍋」の振舞いも!!
味噌仕立てのお汁に、豚肉や阿東の野菜がふんだんに入っています。
「しっちょる鍋」のポイントは、ご飯をすりつぶして丸めたお団子が入っていること!!
この日は、白米に黒米を入れたご飯の団子が入っていました♪
作ったのは、村田さんの奥様と当観光協会の女性スタッフ☆
皆さん家庭の主婦とあって、お料理はお手の物!!
とっても美味しくて、おかわり続出で大好評♪
さて、美味しい食事の後は午後からの作業再開!!
この日は、2月から阿東地区にやって来た3人目の地域おこし協力隊の
松本宏之さんも参加され大活躍!!
ボランティア作業を通じて、地元の方やボランティアの方々とも
積極的に交流できたようです。ご参加ありがとうございます。
松本さんの紹介は、また改めて(^^)
一見、単純な作業ですが、歩き慣れない田んぼで瓦礫を拾って
歩くだけでも大変な中、皆さん時間まで一生懸命に
作業してくださいました!!
最後に、瓦礫を撤去した田んぼと集めた瓦礫を囲んで記念撮影~
この日、作業をした田んぼの広さは、約4.5ヘクタール、
そして、1日でトラック12杯分もの瓦礫を集めました!!
村田さんや地元の方々のご指導があり、作業が大変はかどりました!!
参加者の皆さんも「いつかこの田んぼで稲が再び植えられる時が来たら、
ぜひ見に来たい!」「お役に立てるならまた来たい!」と口々に仰って
いたので、本当にありがたかったです!!
この後、再び観光協会へ戻り、先ほどの田んぼで採れた
山田錦を使ってできたお酒の副産物“酒粕”(村田さんよりご提供)を
使った美味しい甘酒をいただきました(^人^)
※もちろんアルコール分は飛ばしています!
これがまた大好評で皆さん大喜び♪
そして、午後から作業した田んぼの管理をしている
「船方総合農場」さんからも、ヨーグルトの差し入れを
いただきましたm(__)mお心遣いありがとうございます。
この日は、山口県立大より5名、山口大学より2名の学生さんの
参加もあり、時折田んぼに元気な声が響いていて、
終始和やかな作業風景でした♪
お世話になった村田さんも「皆さんがこうして来てくれたことが
非常に嬉しかった。」と感謝しておられました。
簡単な作業ではありますが、これを常に人手の少ない
地元だけで行うというのは非常に大変なこと。
こうやって応援に来てくださる方々の存在が、何よりも助けになります。
あとう農業ボランティアでは、地元のニーズをくみ取り、
今後もこういった“誰でも気軽に参加しやすいボランティア活動”も
積極的に行っていきますので、興味のある方はぜひご参加ください(^^)/
復旧大作戦にご参加いただいたボランティアの皆さま、
地元の皆さま、関係者の皆さま、ご協力ありがとうございました!!
お陰さまで、「有名ブランド酒米用地復旧大作戦!」大成功です☆