山口弁のお話
暑い日が続きますが、皆さん体調は如何ですか?
旧阿東町時代から数えて、19回目となる阿東文化祭が本日16日から17日の二日間に日程で始まりました。
日頃から、短歌・川柳・郷土史研究・絵手紙・盆栽・草木染めなどの活動している地域の方々が、活動内容を発表する場です。
今日午前中に、文学講座として、山口県方言研究家の講演がありました。
演題は、『面白くて為になる山口弁の話』
山口弁と言うと皆さんは、何を思い出しますか?
最近では『幸せます』という言葉が、某テレビ局で取り上げられていましたネ(私がナマで聞いたのはこれまでに1回、年配の方が使われていました)。業務上では、聞いたことがありません(しょうしょう、怪しい放送でした)。
それはさておき、山口弁の代表格として『ぶち』、『えらい』、『たう』、などがあります。使い方としては“ぶち、えらい”(“非常につかれた”の意味)。
『えらい』は、他県の人からすれば「偉い」と想像し、“なんで、自分で自分のことを偉いと言うのか?”となるわけです。
山口弁の『えらい』を使う地方として、愛知県などもあります(『ど、えりゃ~おもしれ~』、これも当地では殆ど聞きませんでした)。
講演では『ぶち』という言葉は、1960年代に使われ始めたとの説明を受け、比較的新しい言葉なのかと驚きました。使い方によっては、この『ぶち』は、かなり強烈に聞こえます。
県外に出ると、お国言葉(方言)と知らずに使うと、相手が止まる場面にも経験します。そういったことで、使う機会もへり、今ではわからない言葉も多くなります。
地元の子どもたちが方言を使っているのを耳にすると、かわいらしく感じられ、いいものです。 そして、そういえば、小さい時分には、『自分も使っていたな~』と思い出すわけです。
皆さんは、どんなお国言葉を使っていますか?