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生雲団七踊り保存会設立!!

本日、阿東地域交流センター生雲分館にて、
「生雲団七踊り保存会」の設立総会が行われました!!

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団七踊りって皆さんご存知ですか??
別名「団七二十一手踊り」と言い、昭和30年代前半まで生雲西分、
天子などの集落において、お盆の供養踊りとして盛んに行われていたそうです。
一説によると、江戸時代後期に旅役者が興行したものが土着したもので、
全国各地にその名残りの踊りがあるそうです。
ここ生雲でもしばらくの間廃れていたそうですが、平成6年頃、
衰退していく団七踊りを復活させようという機運が高まり、
生雲西分の有志の方を中心に、復活を目指して当時の生雲中学校の生徒に
伝承しながら活動され、現在は、生雲中と統合した阿東中学校の運動会でも
披露されています。
少子高齢化の進む中、この団七踊りが再び衰退してしまわないように、
次世代へ引き継いでいきたいという強い願いから、保存会発足となったそうです。
総会の最後には、団七踊りの名手の方による踊りの披露が行われました!!

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「くさかりがま」と「刀」と「なぎなた」を手にした三名一組による、
二十一手の動きで構成されます。

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私は、今回初めてこの団七踊りを拝見しましたが、
「くさかりがま」「刀」「なぎなた」を手に、
切るしぐさや受けるしぐさの流れるような動きが
見ていてとてもおもしろかったです♪
しかし、3人ともそれぞれ違う動きをするので、
習得するのはなかなか難しそう!!
団七踊り用の衣装はこれから製作されるそうで、
今回は阿東中学校よりはっぴを借りられたそうです。
これが、それぞれの持ち物に合った衣装だと、
更に勇壮な踊りになりそうです!!
保存会設立に伴い、今回20名以上の方が保存会会員になられたそうです。
今後練習を積み重ね、生雲以外でも踊りを披露されるそうなので、
皆さんぜひ応援していきましょう(^^)/