嘉年森山八幡宮秋季大祭へ行って来ました!!
昨日、阿東嘉年にある嘉年森山八幡宮の秋季大祭へお邪魔しました!!
ここのお祭りの目玉は、大正時代から
嘉年土居集落で伝わる「土居神楽舞」の奉納。
この日の為に、土居神楽舞保存会の皆さんが、
仕事を終えた夜集まっては、練習に励まれていたそうです。
神楽舞を観る為に、嘉年地区の皆さんの他、
県内外からも多くのカメラマンが来られ、
境内はたくさんの観客で埋め尽くされました。
途中、御神輿も出発!!
続いて、嘉年小の子ども神輿も出発。
ここの参道は、境内を階段で降り更に下り坂が続いているので気をつけて!!
なんと、この花車も階段を下ります!!
この様子を初めて見た私は、ひっくり返ったり、
暴走したりしないか、とても心配でしたが、
無事に降りることができました!!
そして、御一行は参道の先での神事を終え、
再び境内へ戻る為、今度は参道を上がります!!
これがまた一苦労
高齢化が進み、阿東でも特に人口が少ない嘉年地区ですが、
皆さん総出で協力され、団結力にかけては阿東一かもしれません!!
舞台では、引き続き神楽が行われます。
土居神楽舞に参加している唯一の小学生が舞を披露♪
恵比寿様に扮し、コミカルな動きがとても可愛らしく、
会場をひと際盛り上げていました
緑のふるさと協力隊の谷治さんも、花車の引き手に参加していました
「鬼返し」の演目では、途中会場の後ろ側から、
突然鬼が登場し、みんなびっくり
地元の保育園児を目がけて鬼がやって来て、例のごとく泣かされていました(笑)
笑っちゃかわいそうなんですが、この光景にみんな大爆笑でした!!
こんな怖い顔してるんだから、泣きたくなるのも仕方ないっ
最後の演目は、古事記でも知られている
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する「蛇舞」
迫力の演技の中、クシナダヒメの父母のセリフの言い回しや動きがおもしろく、
会場は笑いの渦でした(笑)
さぁ、いよいよオロチの登場です!!!!
オロチと闘うスサノオノミコト!!
なんと、オロチが口から火を吹いて応戦!!
最後は、オロチの首を獲り、めでたしめでたし
約4時間にも及ぶ神楽舞で、見事な衣装と白熱の演技に魅了されました!!
阿東にこんな素晴らしい神楽舞を披露できる団体があることを、
とても誇りに思います。
老若男女が集まり、みんなで笑い楽しむ姿に、
昔ながらの農村のお祭りの光景を見ることができ、
改めて田舎の良さを感じました。
お祭りにしても神楽舞にしても、地元の大切な文化として、
今後も絶やすことなく継承されることを切に願います。