ディスカバー!あとう 開催しました!!

2014年9月7日|Posted in: イベント報告, 史跡

今回、「あとう路ブログ」に初めて投稿致します、新人のS札です。
阿東に引っ越して来て3年目の新参者。
まだまだ右も左も分からない新人ですが、みなさまのご協力・叱咤激励を頂き、頑張って参ります!

初投稿の「ディスカバー!あとう 開催です!!」ご覧頂き光栄です。

お天気が危ぶまれる中、先日9月6日、阿東の幕末から明治にかけての
知られざる史跡を巡るウォーキング・バスツアー「ディスカバー!あとう」が開催されました!

出発地点の「長門峡自然休憩管理センター」前には、午前10時前に
参加者のみなさま総勢19名の方々も続々とご到着です♪
みなさまの熱意でお天気も持ちそうなスタートとなりました。

最初の目的地「蔵目喜ふれあいセンター」に向かう車中では、
お招きした阿東郷土史研究会会長の河村 明英 氏のレクチャーも始まり、
スタートから歴史探訪の気分いっぱいです!

まずは第一の目的地「蔵目喜ふれあいセンター」に到着です。
今回お世話になる「蔵目喜ふれあいセンター」の小下 勉 館長 もいらっしゃって、
センター内で昔は栄えていた銅山周辺の歴史や地図をパネルを見ながら解説して頂きました。

陳列された資料など興味津々の参加者の方々からもご質問が飛び交うなど、
内容の濃い時間が過ぎて行きました。
これから見学に向かう「桜郷銅山跡」の過去を頭に入れて、いざ現地に出発です♪
「桜郷銅山跡農村公園」に到着した一行は、かすかに面影の見える「水選鉱跡」。
そして、とっても涼しい風が吹く「風穴」を見学してから、いざ銅山を登ります!

少々険しい道ですが、昔に思いを馳せながらの登り道。
山頂から見下ろす露天堀跡の大きさに感動です!
壁面に青く映る銅山の証。
そして当時ここで働かれていた方々の逞しさが残っている銅山跡でした。

下山すると時刻は正午近くに。
参加されたみなさまもお待ちかねの昼食の時間となりました♪
登山後なので、お腹はペコペコです。

みなさまにご用意した昼食は地元「もみじ茶屋」さんに作って頂いた、
阿東の食材いっぱいの「あとう路弁当」。
豪華で優しい味のお弁当に舌鼓です♪
阿東の味を堪能して、午後からは国指定名勝の「常徳寺庭園」へと向かいます。

現地に到着し、まず向かったのは「常徳寺」途中にある「女郎墓」です。
看板に沿って森の中へ入っていくと、ひっそりと建つお墓が眼に入りました。

この山奥でも、昔はかなりの賑わいを見せていました。
銅山で働く人々、そのご家族などで一万人ほどの人口があったとも伺いました。
当時は何人かの女性たちも「女郎」として、ここでの生活を強いられていました。

ある日、大火事が発生した折に、その女性たち7人は、
逃亡を防ぐため蔵に閉じ込められたそうです。
やがて、その蔵も火の海に包まれ、亡くなった7人の女性。

その後、供養をせずに迎えた年には、原因不明の大火事に見舞われました。
そして建てられたのが「女郎墓」なんです。
今現在でも年に一回の供養は欠かせない行事となっています。

「女郎墓」へ着いた頃から、亡くなった女性たちの涙のような雨が降って来ました。
一行は「常徳寺」へと歩いて向かいます。
あいにくの雨、そして保存のためシートで被われた箇所もある庭園でしたが、
室町時代に築庭された趣きが感じられました。

少し登った場所にある「こうもり穴」と呼ばれる鍾乳洞には、
冒険家となった参加者のみなさまが、
懐中電灯片手にドンドン入って行かれました!!
鍾乳洞中は涼しく、コウモリも見たという参加者の方も。

そして雨の「常徳寺」にて記念撮影を撮り終えて、まるで山水画の世界を思わせる場所を後にしました。

雨の中のウォーキングと「こうもり穴」での冒険を終えた後は、
お楽しみの一つでもある「梨の試食」の時間です♪

お伺いした生雲の梨園「三興園」は四境戦争石州口での主力だった南園隊の駐屯地だった場所!
今回のツアーの企画にぴったりの梨園なんです。
試食で出してくださった、旬の20世紀梨の瑞々しさと甘味で、ウォーキングの疲れも癒されました!
その美味しさに、参加者の方々も沢山お土産としてご購入です♪

「三興園」さんでしばしの休憩の後、向かったのは三谷にある「長向寺」です。
こちらのお寺には長州の西南戦争と呼ばれる「萩の乱」の戦いの弾痕跡があり、
それにまつわるお話と実際の弾痕跡に、参加者のみなさんも眼と耳で、
その歴史の瞬間に立ち会った様な感覚に。
今回の「ディスカバー!あとう」の最後を飾るにふさわしい訪問地でした!

そして帰路につくバスの中で「もう一箇所ご案内したい場所がある」と、河村 様 からのご提案が。
途中で立ち寄ったその場所は、川沿いにありました。
田園風景の中にあるお地蔵様。その名は「延命地蔵」。
昔の河川の氾濫の猛威を今に伝えるお地蔵様です。

最後はスタート地点の「長門峡自然休憩管理センター」に戻り、参加者の方々は
今回の「ディスカバー!あとう」のアンケートに熱心にお書き込み下さいました!

「阿東の隠された名所に出会えて良かった」「優しく細やかな説明が良かった」
「意外な発見が嬉しかった」「次回の情報を知りたい」など、多数のご意見も頂き励みとなりました!

雨天も伴うツアーとなりましたが、参加者のみなさまのご協力でスムーズで内容の濃いツアーとなりました。
ご参加下さったみなさま、ならびにガイドとして素晴らしい説明をして下さいました先生方に、
NPOあとうスタッフ全員、心より御礼申し上げます。

行き届かない面も多々あったかと思いますが、皆さんのご意見を次回に活かし、
阿東郷土史研究会の皆さんとの連携のもと、次回も更なる阿東の魅力を
ご案内できるような「ディスカバー!あとう」企画していきたいと思います。
またのご参加、心よりお待ちしております(^^)/

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