阿東の最後のフロンティア、金郷渓探検

2014年6月10日|Posted in: ニュース, 地域情報

先日、長門峡の支流、蔵目喜川沿いの秘境
「金郷渓(かなごうけい)」へ行って参りました!

長門峡の一部とも言われている「金郷渓」は、昔の絵地図によると、
かつては橋があり、萩市川上側から阿東側へ簡単に渡ることができ、
遊歩道もあり、発電所らしき建物もあったようです。

今は橋も無く、蔵目喜の山の中を通って行くルートで「金郷渓」を
目指すと5時間もかかるとか!!
今回は、北浦自然観察会の会長さんにガイドをお願いし、川上側から
ゴムボートで阿武川を渡るプランで「金郷渓」を目指しました!!
※以下の画像はクリックして、ぜひ大きな画像でお楽しみください!
IMG_1389
北浦自然観察会の会長さんは、何度もゴムボートで
「金郷渓」へ行かれているので慣れたもの!
IMG_1400
同行者は、会長さん以外、他10名は初めての「金郷渓」ということで、
ドキドキの探検ツアー!! いざ、蔵目喜川沿い「金郷渓」へ!!
IMG_1404

まさに大自然の迫力を間近に感じられる場所。
IMG_1384IMG_1440
まず最初は、河原から笹藪へ入り、かつての道を藪こぎ状態で進みます!!
IMG_1445
うっそうとした森の中は、苔むした岩がごろごろとあり、鮮やかな緑色が美しい!!
IMG_1451
時折見応えのある景観が楽しめますが、川沿いのかつての遊歩道は、
足場が怪しい所も多く、水辺ということもありマムシとの遭遇もあったり、
まさに探検!冒険!と呼ぶに相応しいツアー(**;)
IMG_1521IMG_1497
IMG_1513IMG_1516
出発して、約1時間ほどで金松岩と呼ばれる場所へ到着。
河原には大きな岩があり、ロープを伝って岩の上へ登れます。
IMG_1547IMG_1533
両岸の山には、見上げるほどの大きな岩山が迫り出し、かなりの迫力です!!
岩山には「セッコク」や「ツツジ」が咲いているのが見えました。
IMG_1566
山の中には、かつての遊歩道だったことがわかる階段や、
人の手で組まれた石垣がいくつかあります。
IMG_1575IMG_1603
スタートから歩くこと約1時間半、「金郷渓」一番の見どころ
「猿渓(弁慶)瀑布」に到着!!
IMG_1639
河原全体を埋め尽くすかのような大きな岩盤の上から、
流れる瀑布は、とっても迫力満点!!
IMG_1642大きな岩盤の至る所から水が滝のように溢れています!!
IMG_1784IMG_1672
なんと!岩盤の上を歩くことができます!!
IMG_1696岩盤の下とは別世界の穏やかな流れです。
IMG_1709IMG_1713
岩盤の上にいる皆さんを下から撮影
IMG_1734岩盤の大きさがどれだけのものか、これでよくわかっていただけるかと(^^)

藪の中を歩いたり、崖っぷちを歩いたり、足場はとにかく危険な箇所が多く、
高所恐怖症の私はかなり神経をすり減らしました(**)
しかし、がんばった甲斐あって、最後は秘境と呼ばれるに相応しい見事な瀑布を
見ることができ、疲れも吹っ飛びました!!

慣れた方の同行が無ければ、到底行くことはかなわない場所。
北浦自然観察会の会長さんは、何度もこの地を訪れ、慣れていらっしゃるので、
私達も無事に帰って来ることができましたが、気軽な気持ちで立ち入れる場所ではない
ことは確かです。
途中にある手製のロープや梯子等は、北浦自然観察会の皆さんが、整備をされたとのこと。
こういった整備が何もされていなかったら、相当危険な探検となりそうです。
山登りの装備に加え、長靴、ヘルメット、ライフジャケット等、備えあれば憂いなしです。

今後、NPOあとうでは、この「金郷渓」へのツアーを計画していきたいと思っておりますので、
興味のある方はぜひNPOあとう(083-956-2526)までお気軽にお問い合わせくださいませ!!

一つ気になった点は、山中や川沿いに大量の生活ゴミが流れついていたこと。
悲しいことにほとんど人が立ち入らないこの秘境に、ペットボトル、缶、洗剤の
ボトル等数多く点在していました。

この日のツアーの企画者である、当NPO理事長曰く「阿東最後のフロンティア」と
呼べるこの秘境に、ゴミの散乱という負の遺産があるのは大変残念です。
なんとかしなければいけませんね。
今後たくさんの人に、このすばらしい秘境を見ていただけるよう、整備と開発が
進むことを願っております。